昨晩はいたく疲れていて、21時半ごろには布団に入り、22時には寝始めた。
そのため、今朝1時(昨晩25時)頃、津波の緊急速報のアラームで目が覚めたときには「あれ、そろそろ朝かな」と思ってしまったほどだ。
はじめは「あらま、津波か、大丈夫かな」と思っていたが、その後何度も何度もアラームが鳴るので、流石に心配になって起きてテレビを点けた。トンガ沖の火山噴火の影響で、津波的な潮位の上昇が太平洋地域沿岸で広く見られる、とのことだった。
アラームも、津波や地震を警戒させてくれるのは大変ありがたいのだが、こう何度も何度も鳴られるとしんどいものだ。
妻は特にややヒステリックになっていて「なんだよ、クソ」とか「いいかげんにしろよ」とか、iPhoneに怒っているのか緊急速報の仕組みに怒っているのか天に怒っているのか、よく分からなかったが、とにかくイライラしているようだった。
どうも神奈川県のプログラムの設定ミスとのことだが、昨晩はその可能性にまで気が回らず、「世の中大変なことになっているのかもしれない、、、」と恐ろしかった。
ある地震が別の地震を誘発する可能性だってあるわけだし、津波の警報がたとえ自分の住む地域にはそれほど影響しないものだとしても、アラームをオンにはしておきたかったのが正直なところだ。
とはいえ、このままでは娘も起きかねないし、まあ明日の朝に戻せば良かろう、ということで最終的には僕も妻もケータイの通知を切って寝た。
床屋でも緊急速報について話題になったのだが、もう少しエリアを区切って配信できないんですかねえ、という話になった。
確かに、いまのエリアの考え方で緊急速報を出し続ければ、本来安全な確率が高い人も避難してしまって避難所がいっぱいになってしまうだとか、逆に緊急速報に慣れてしまって危険なときに危険であると感じられなくなってしまうかもしれない。
認知バイアスには気をつけて、という話かもしれないが、デジタルで、あるいは仕組み側で解決できそうでもある。
デジタル庁にはこういったところも頑張ってほしい。
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