『キングスマン:ファースト・エージェント』を観た

今朝から妻の実家の名古屋に帰省している。

新幹線は満席で混んでいた。昨年は帰省を我慢したという人達も、今年は帰っているのかもしれない。アフターコロナに戻ってきている、ということなのだろうか。


名古屋に着いて久しぶりに娘の顔を見て束の間、娘をお義父さんお義母さんに預けて、妻と2人で『キングスマン:ファースト・エージェント』を観に映画館に行った。

キングスマンの過去2作は夫婦ともども好きで、分かりやすくシンプルなストーリー、ド派手なアクション、詰め込まれたブリティッシュジョーク、そしてスーツの着こなし、主要キャラであってもすぐ死ぬ潔さ、それら全てが好きだった。


今回のキングスマンはこれまでのキングスマンとだいぶ系統が変わり、アクションは抑えめ(というよりもド派手なバチバチのアクションが抑えめで、少人数での華麗なアクションがメインだった)、スーツもそんなに着てない(もちろんキメる時にはキメている)、史実とのマッチングで教養が試される、等、大人向けの映画になっていた、という印象だ。

実際、映画としての完成度はかなり高く、抜群に面白かった。

映画を観ているときは、「今半分くらいかな」「あと30分くらいかな」などと考えながら観てしまうものだが、今回は作品に入り込め、そんなことを考える隙がなかった。


ただ、妻はこれまでのキングスマンを期待していたらしく、なんか途中で飽きた、そんなつもりで映画館に来ていない、等と言っていた。

確かに、映画単品としての完成度は極めて高かったが、キングスマンらしさはだいぶ薄まってしまっていた。

「なんかキングスマンっていう映画やってるらしい、観てみよ〜」という人にはオススメで、「マジか、あのキングスマンの最新作か、絶対観る観る!」という人にはそんなにオススメできない。


繰り返すが、僕にとっては面白くて最高な映画の1つだと胸を張って言える。

そして妻とは意見が合わなかったが、その理由も分かるし、同意もできる。

他にキングスマンを観に行った人たちの感想を聞いてみたい。

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