おぼん・こぼん仲直り

LINEニュースの見出しで2人が仲直りしていたことは知っていたが、いかにして仲直りしたのかきちんと確認したく、TVerで『水曜日のダウンタウン』を観た。

仲直りできるなんて感動回間違いなしじゃん!と思っていたが、観始めるとところがどっこい、晴れの舞台で何度も一触即発の喧嘩をするし、全然仲直りしないばかりか、解散まで一度決定したのはびっくりした。さぞ周りは必死で引き止めただろう。ナイツも内心ドキドキバクバクでたまったもんじゃなかったのではないか。

それでも仲直りできたのは2人が“漫才はし続けていきたい”と考えていたからだった。もうあの御年で、今更新しい相方と漫才なんかできるわけなく、娘のためというよりはむしろ漫才のために仲直りしたんだろう。


でも、2人の関係のように、よっぽどの場合でないと仲違いの後に仲直りをするメリットは無いと思う。

小学生の頃は先生から「喧嘩したら仲直りをしなさい」と教わっていた。ただ、ある程度大人になってから仲違いしたような場合は、もうお互いにできるだけ関わらず、ストレスを無くして生きていくのが良い。この広い地球で、たった1人と喧嘩したからって、他の70億人の内の別の人と仲良くしていけば良いではないか。労力をかけてまで仲直りするのは、心が疲れてしまうだけだ。


思えば職場の同期に1人、何というきっかけがあったわけではないがそう仲良くはない人がいる。なんとなくムカつく、2人だけでいると居心地が悪い、失職してほしい、そんな感じだ。相手も僕のことを好きでないだろうし(というかそう興味がないだろうし)、僕が嫌っていることも分かっているだろう。

だからといって特に仲直りしたいとは思わない。仲直りするメリットが無いからだ。それなのにわざわざ仲直りするために頑張るなんておかしいではないか。


そんなわけで、おぼん・こぼんのお二人は本当に仲直りされて良かったと思う。ただ娘には「喧嘩したら仲直りをしなさい」なんて詭弁は教えず、娘のその時その時の感情を大切にしてあげて、無理して仲直りする必要なんてないと教えてあげたい。




コメントを投稿

0 コメント