オリンピック開会式、観てます

一昨日からソフトボールやサッカーやボートなんかは試合が始まっていたように思うが、一応この開会式をもってオリンピックがスタートする、ということなんだそうだ。

開会式をはじめから最後まで観てみたが、演出等でバタバタしていたとはいえ、落ち着いていて繊細で機微に触れる感じで、決して豪華絢爛で派手ではなかったけれど、逆に日本っぽくて良かったんじゃないか。プロジェクションマッピングやドローンや花火なんかは、テクノロジーの賜物だろう。映画ではCGとかで観たことあるような演出だったが、それをリアルに実現したのはすごい。

個人的には初めの国旗掲揚が盛り上がりのピークであった。メダリスト、全盲のドラマー、そして救命士が国旗を運び、掲揚するのは自衛官の皆さん。きびきびと背筋を伸ばして国旗に敬礼していたのにはしびれた。彼らの背後には天皇陛下もいらっしゃっただろうが、陛下には背を向け、国旗に敬礼をしたのだ。日本の天皇制をよく知らない人達からするとびっくりなんじゃなかろうか。

だからこそ、バッハ会長なんぞが陛下と肩を並べるんじゃねえ、と思ったが。。。


女神みたいな旗手がいたのにはびっくりした。選手の皆さんは全員かっこよさと美しさが桁違いだ。姿勢も体格も良いからだろうし、自分に自信がある歩き方をしている。




開会式最後の聖火ランナーは、前評判通り、大坂なおみ選手だった。安直すぎてつまらない気もするが、国籍とかジェンダーとか多様性とかインクルージョンとか含め、適任だっただろうと思う。


なんだかんだ世間は騒がしかったが、これが東京の、これが日本のオリンピックです、今できる全てです、という意味で、僕は誇らしく思う。後は、アスリートのみなさんが大活躍してくれるのを望むばかりだ。


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