ベッドメリー

娘がよく音に反応し、目もぱっちりあいてきたのでベッドメリーを買ってみた。色使い激しいおもちゃやぬいぐるみがガラガラとぶら下がっていて、音楽も鳴らすことができる、あれだ。

買う前は「こんな如何にも子供騙しなものを!」と思っていたのだが、これがまた素晴らしく、心なしか早く眠りにつくし、余計にグッスリと眠っている気がする。大人が「これって子供騙しじゃん」と思ったとしても、本当に赤ちゃんを騙すことができるのであれば、それで良い。


ベッドメリーから鳴らせることができる音楽にリラックスミュージックとして「川のせせらぎの音」があるのだが、なぜこの音で赤ちゃんをおとなしくさせることができるのだろうか。

僕の赤ちゃんはまだ川のせせらぎを聞いたことがない。

僕たち大人は川のせせらぎの音を聞いて「ああ、せせらいでるなあ、自然だなあ、情景が目に浮かぶなあ」と心落ち着かせることができる。しかし赤ちゃんにはそれができないだろう。全く不思議である。ホワイトノイズが老若男女問わずヒーリングになるというのであればまだ理解できる。


例えば川がない地域(ドバイとか?)の赤ちゃんたちも、同じように川のせせらぎ音を聞いて心落ち着かせることができるのだろうか。できないのだとすると、僕の赤ちゃんが川のせせらぎで心落ち着かせることができるのはなぜか。僕や僕の妻が川のせせらぎ音に対して抱いている感情を遺伝しているのだろうか。でもそれって考え方や価値観まで遺伝してしまっていることにはならないだろうか。


子育てに疑問は尽きないものだ。


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