ジンギスカンの脂は健康に良い

今日は娘の健康保険証の手続きのために出社。新しい住民票や納税証明書等を会社に提出する必要があるんだとか。この時代にもしょうもない紙の手続きが残ってしまっているのは本当に残念なことだ。

デジタル庁にはとても期待している。早く役所での手続きをすべてペーパーレスかつワンスオンリーにしてほしい。それが世の中のスタンダードとなれば当社内の手続きも徐々にデジタルファーストに移行していくだろう。

そんなわけで出社したのだが、部長やマネージャーから「あれ、君なんでいるの」的な感じで話しかけてもらい、改めてご挨拶することができた。普段ほとんど話したことがない人たちだし、部長に関しては僕の名前と顔をきちんと認識してくれていることに驚いた。

みんなこぞって「写真を見せて」と言ってくるのでみんなに色々な娘の写真を見せた。みんなちゃんとかわいいねと言ってくれるのだが、誰しも新生児のことを可愛いと思うのか、それとも社交辞令なのかはよく分からなかった。僕が娘のことを愛おしいと思う気持ちが本物であれば、たとえ周りの人の「かわいいね」が社交辞令だとしても良いのだ。

僕の友達もちょうど今朝第一子となる長女が産まれた。そいつはとても奥さんと娘さんのことをずっと気にかけていて、娘の誕生も本当に喜んでいる感じが伝わってきた。いかつい体格に無骨な性格だが、もう子煩悩だ。

赤ちゃんの写真も見せてもらったが、その友達に顔が似ているので驚いた。これまで赤ちゃんの顔なんてみんな同じに見えていたが、産まれた瞬間からそれぞれ個性が出るものなんだなあと感心した。

今日のお昼はふらっとジンギスカン屋さんに入った。カウンターのみの狭い店内で、店主が話しかけてくる系の店だったので、少し戸惑った。

「ジンギスカンはいつぶりですか？」とか「うちはもう暇で暇で仕方ないですよ」とか「ジンギスカンの脂は体に良いんですよ。コレステロール値を下げてくれるんです」とか「久々のジンギスカンはどうでしたか？」とか、とにかく色々と話しかけてくれた。

うざ絡みしてくる感じではなく、優しそうで人柄も良さそうで、素敵なご主人だったので嫌な感じはしなかった。ただ、僕以外にも1人お客さんがいたので、なんで僕ばっかりに話しかけてくれるのだろうかと少し戸惑った。