整体に行ってみた

左肩がずっと凝っている。朝起きた後は痛むくらい凝っているし、肩をならすとポキポキ異様に音が鳴る。もういつ頃から肩凝りがひどくなったのか思い出せないくらいなのだ。体が硬いので肩関節も固まってるんだろうとは思っていたが、整体で治るのならとふと思い立ち、整体に行ってみることにした。

整体ではまず体の歪みを診てもらった。左足に重心が乗っていて左右のバランスは崩れているとのこと。また、それに伴って顔が左に寄るはずなのを無意識的に右に沿わせているので、首の右側が凝っているとのこと。そして、左肩は関節がずれていて肩を動かす際に筋肉が余計な動きをしてしまい、それによって恒常的に肩が凝ってしまっているとのこと、等を教えてもらった。

どれも納得できる説明だ。ふんふん、そうなんだろうなあといった感じだ。

施術してくれた先生は、アメフト部あがりみたいなイカツイ体格の若いお兄さんで、なんだか信頼できる感じだった。押しのパワーも笑っちゃうくらい痛く、もしマスクをしていなかったとしたら「痛みに喜んでいる変な人がいるなあ」と他のお客さんに思われてしまっていたかもしれない。それくらい痛かった。

たまに仰け反っちゃうくらい痛い時があったのだが、そのお兄さんは「痛いですか？」と聞いてはくれるものの、痛いですと答えても「そうですよねえ」と言うだけで、同じ場所を同じ力で押し続けてくる。その辺りも信頼できた。

施術がとても気持ちよかったのでまた来週も行くことにした。一回の施術で6,000〜7,000円くらいしてしまうので結構な出費にはなるが、これで体の不調が治るのならまあ良いんではないか、とも思う。飲み会やプチ旅行等に全くお金をかけていない分、その浮いた出費で気持ちよくなれて体の歪みも治っていくのなら、むしろ良いお金の使い方なんじゃなかろうか。

整体の後は、ケーキ屋さんでケーキを買った。母の日ということで、妻への労いを示した形だ。ただ、これが慣例化して、毎年母の日にケーキを買うことになってしまうのは、ちょっと違うと思う。「たまたまケーキ買っただけだからね」と念押ししたものの、一緒に食べたケーキがとても美味しく、また何か別の機会には買って帰ってしまうかもしれない。