『異常検知と変化検知』を読みかけた


会社の本棚にあった本『異常検知と変化検知』を途中まで読んだ。

昨年度末、異常検知系のタスクを業務としてこなすことがあった。

一度異常検知モデルを作ったこともあるし、すらすら読めるんじゃないかしら、ほら「気になるところからするする読める」って書いてあるし、、、と思い読み始めてみたのだが、難しくて途中で断念してしまった。第1章から読みはじめて、だんだん興味が無くなってきて、読み進めるのが辛くなった、という言い方のほうが正しいかもしれない。


確かに、異常や変化を実際に検知しなければならない分析者にとっては、必読の書かもしれない。適当なライブラリ使っておけば異常検知なり変化検知なりできてしまうが、その理論的なところの理解が不足していると、適切な手法の選択や結果の解釈を見誤るだろう。

問題は、理論的な説明が多すぎて読むのが辛い、である。大学レベルの数学の素養が求められるし、それでいてアルゴリズムの活用例はほとんど紹介されていない。かなりわかりやすく説明されているとは思うのだが、いわゆるビジネスマン向けではなくて、(データ)サイエンティスト向けの本だった。


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