会社で業務時間内にやれと言われていたPythonのオンライン講座を一通り終えた。
学生時代はJavaを使っていて、Pythonにはこれまであまり馴染みが無かったのだが、会社が最近Pythonを推してきていることもあり、また業務時間内にやっても良いということなので、一通りやってみることにした。
そのオンライン講座がめちゃめちゃ酷かった。
まず内容が簡単すぎる。入門講座なので内容が簡単なのは別に良いのだが、それにしては解説が不十分だし演習も少なすぎる。
本当に初学者のことを考えて作られた講座だとは思えず、「会社の研修にでも使ってくださいね〜」という適当感が丸出しなのだ。
こんなことでは、Pythonを業務に活かすことはもちろん、Python等のプログラミングに興味を持ってハマろうという気にもなれないだろう。
データ分析やAI開発にはPythonは良いのかもしれないが、"プログラミング"という観点ではPythonはいまいちかもしれない。
データ型を指定しないというのも違和感があるし、インデントで処理を制御するというのも違和感がある。
(ちなみに講座では、データ型とかインデントとかに関する詳しい説明はなかった。「データ型」という概念や「インデント」の扱いについては知っていて、かつPythonは知らないよ、という人向けの講座になっているので、ダメダメなのだ。)
それに、個人的には、さっと統計分析したり可視化したり機械学習にかけたりするには、Pythonでない別のツールを使ったほうが早いし確実だ、と考える。
DNNをかますとか、GANを使ってみるとか、そういうときにPythonを引っ張り出してくればよく、「初めからPythonでなんでもやっちゃう人」がスゴいとされる風潮には、ついていけない。
以下、個人的な講義メモ。
辞書型について
- {key: value}の組で作られる。
- dict = {"hello": "こんにちは", "my": "私の", "friends": "友達たち"}
- keyからvalueを取り出せる。
- dict["hello"]
- keyとvalueの組を追加するには、keyからvalueを取り出すように行う。
- dict["good"] = "良い"
- ある組の内容を変更するには、その組を削除して、また追加する必要がある。
- del dict["hello"]
dict["hello"] = "やあ"
- 集合型は、リストと異なり、重複した要素を持てない。
- x = [1, 1, 2, 3, 3, 4, 5]
y = set(x)
y # {1, 2, 3, 4, 5} - 集合型に要素を足す際は、addを使う(appendではない)
- y.add(6)
y # {1, 2, 3, 4, 5, 6}
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