一昨日くらいに、ドキュメンタルのシーズン10を観終えた。
もうシーズン10か。
爆発的に笑える回もあれば、あんまり面白くない回もありつつ、毎シーズン楽しみに観ている。
今回はチャンピオンシップ大会ということで、過去シーズンの優勝者たちが集うドキュメンタルだった。期待半分、みんな防御力強いし笑いも起きないだろうからそんなに面白くないんじゃないかしら、とも思っていた。
実際、声出して笑っちゃったのは小峠の頭にクワガタが乗って痛がっているところと、ザコシの無限バタフライくらいか。
とはいえ、全体的にはきちんと面白かったし、参加者それぞれの芸人としての良さを再確認できたし、良いシーズンだった。
シーズン11から、「これ以上のことをやらなきゃ優勝できないぞ」と意気込んでくれる芸人さんが参加して、もっと面白いドキュメンタルを観せてもらいたい。
- 山本圭壱(極楽とんぼ)
- 実力不足感は否めないものの、頑張っていたと思う。初めから後輩たちにいじられまくって、本人はさぞ困惑しただろうが、本人もうまく笑いに繋げようと努力していた。
- もうあと一歩、笑いこそ起きなかったが、レビューで酷評されるほどでは無いと思う。
- ハリウッドザコシショウ
- どうせまた優勝するんでしょ、と思っていたら、やっぱり優勝した。手数の多さが他の芸人に比べて段違いだ。そして、ただ手数が多いだけでなく、きちんとどれも面白い。
- ただ、視聴者的には若干飽きてきた。その場にいたらその勢いやキレで絶対笑っちゃうんだろうし、そういう意味では舞台向きの芸人さんなんだろうなあと思う。
- くっきー!(野性爆弾)
- 面白いがゲラなだけに、敗退してしまって残念だった。もっとネタを仕込んできていたと思う。もっと観たかった。
- 小峠英二(バイきんぐ)
- もっとガンガン突っ込んでほしかった。笑ってはいけないプレッシャーからか、また自分自身もなにか仕掛けなきゃというプレッシャーからか、そんなに良さは出てなかったんじゃないかなと思う。
- スキンヘッドにマジックで線を一本書いてペニスに見立てたのは、とっさの瞬発力で流石だった。ド下ネタではあるが、思わず笑ってしまった。
- 久保田かずのぶ(とろサーモン)
- 必殺力が高い芸人として、ポイントは稼げていたと思う。仕込んできたネタが少なかったんだろうか、それともゲスすぎてカットされているんだろうか、ポイントの差でザコシに負けてしまった。
- ゆりやんレトリィバァ
- ザコシと同じく、手数は多い芸人であるが、ザコシとは違ってきれいなツッコミがハマったときに笑いの爆発が起きるタイプなので、少し不利だったか。
- これまでの何でもありのゆりあんとは違って、胸に前張りしていたのも気になった。Amazonから乳は出すなと注意されたのかもしれない。ほぼ出ていたけど。
- 千原ジュニア(千原兄弟)
- オブザーバーとして参加。あの場でああいう大喜利をすぐに振れるのは流石だった。過去のドキュメンタルでも、ジュニアが出ているシーズンは特に好きだ。他2人のオブザーバーにも言えることだが、周りの芸人を引き立てることができる役として、もっと長くあの部屋に放り込まれていても良かったんじゃないか。
- 藤本敏史(FUJIWARA)
- 参加者としては酷評されることの多かったフジモンだが、オブザーバーとして、改めてフジモンのツッコミや回しがドキュメンタルに必要な要素だったことを感じさせた。
- フジモンが出てきて場の空気が一気に変わったのには驚いた。そうも変わるものか。フジモンがいかに他の芸人たちから認められていて、好かれているか、という証拠だろう。
- 後藤輝基(フットボールアワー)
- ツッコミ不在になりがちなドキュメンタルの場において、オブザーバーとしての後藤はもっともっと突っ込んでほしかった。が、登場した時間帯が悪かったのか、後藤の良さが出ないまま終わった。後藤の腕がないようにも思えてしまったので、むしろ後藤は損をした感じだ。
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