ひとよ、Don’t Breatheを観た

木金と有給休暇をとったので、今日は4連休の3日目。朝から予定がなかったので午前中はジムに行き、午後はNetflixで気になっていた映画を2本観た。


1本目はひとよ。千鳥の大悟がチンピラ役として登場するという話を聞き気になってみてみたが、軽い気持ちで観るような映画ではなく、見終えた後ややだるさが残った。

そのだるさというのは、家族とか兄弟とか愛とか絆とか、そういうものが(よくあるハリウッド映画などとは違って)非常に生臭く具体的に描かれていたので、何だかしんどい思いを感じてしまったところから生じたのかもしれない。

なんだろう、登場人物たちの考え方や価値観は始めから終わりまで大きくは揺れ動かない。変わりそうな出来事や他人の発言は出てくるんだけど、それを受けた側も「そんなの言われたって、、、」ってな感じですぐには改心しないのだ。それがリアルだった。小学生の頃、先生に怒られたって、その場では反省したふりをするが、別に本気で反省なんかしていなくて、「これをしたら怒られるんだ」ってことを学習しているだけだった、そんな感覚だ。これが海外の映画なら、リーダー的な人のスピーチで、みんな心動かされまとまり団結し、仲直りしていたところだろう。

ひらがなの「ひとよ」に込められた意図は特に調べてはいないのだが、多分ある家族が「一夜」にして一変してしまったこと、またその晩にお母さんが「もうあなたたちは自由だ、何にだってなれるんだよ」と「人の世」について子供達に語ったこと、がかけられているのかもしれない。

大悟はしれーっと出てきたが、堂下さんの過去を悟らせ、かつ今後の展開の伏線にもつながる、良い役だったんじゃないか。


2本目はDon’t Breathe。昨日から2が公開され。1もずっと気になっていたんだけど観れてなかったため、せっかくの休みなので観てみることにした。

ひとよは1人で観たが、これは妻と観た。妻も「好きな女優さんが出ているので気になっていた」とか何とか言っていたが、実際に妻が気になっていたのはDon’t BreatheではなくA Quiet Placeだったとのこと。

ひとよを観た後だからか、Don’t Breatheはテンポが良く、面白かった。ジャンルとしてはホラー映画になるんだろうが、そんなにホラー感はなかった。悪役で怖がらせ役のおじいさんも、そうは言っても強盗に入られて金を盗まれそうになったり襲われそうになったりしてるんだから、そりゃ仕返しするよね、と少し同情してしまった。

2も観てみたいが、こんな状況下だし、映画館には観に行けないだろうか。

ちなみに、Don't Breathe 2と同じタイミングで公開開始したスーサイドスクワット2もめちゃめちゃ気になっている。1は映画館で観たが、アクションの爽快感、映像の派手さ、音楽のかっこよさ、などなど、エンタメ映画に期待する全てが詰まっていて良かった。これは映画館で見るべき映画なので、なんとか公開中に観にいきたい。


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