センスの良い頂き物

今朝、大学時代の部活の先輩方(いまは夫婦になっておられる方々)から、出産祝いが届いた。出産祝いといってもそう格式ばったものではなく、ゆうパックに「自分たちが育児に使って役立ったもの」ということで、いくつかの商品を詰め合わせて送ってくれたのだった。それには素敵でかわいらしいお洋服や鼻水吸い器や離乳食用の前掛けなどが含まれていた。

早速お洋服を洗濯して着させてみたのだが、これがどっこいかわいらしくてびっくりした。娘に対して「女の子らしくさせなきゃ!」などと考えたことはないが、こうやって可愛らしいお洋服を着させると、びっくりするくらい女の子っぽくて可愛い。またサイズもちょうど過ぎてびっくり。このお洋服を選んでくるセンスといったら。

その他のお品はもうちょっと大きくなってから使い始めるようなものたちだった。それゆえ、僕たちはまだ持っていない。なるほど、少し先を見据えて将来あったら少し便利になるもの、それでいてまだ持っていないものをプレゼントにするのは良い。必須のものであれば買ってしまっている可能性もあるからだ。でもその品のチョイスって激ムズじゃないか。

そして何より、お祝いであるのに格式ばっていないのが大変良い。おそらく気を遣ってくれて、熨斗なんかは特につけなかったのだろう。お返しは不要だよというメッセージすら感じる。隠れた気遣いがすごい。


これら全て“外してこない”のが本当に尊敬できる。


なんだかんだ結局喜ばれるのは現金だよね〜、そうじゃないにしても消耗品が良いよなあー、なんてこれまで考えていたが、そうではない正解があることに改めて気付かされた。

ただし、こういうことは真似しようと思ったって僕にはなかなかできないだろう。先輩たちのセンスは育ちの良さに由来するところであって、凡人が雑誌とかネット記事とか適当に読んで再現できる芸当ではない。


改めて、先輩方、ありがとうございました。大切に使わせていただきますね!

コメントを投稿

0 コメント