JINSにがっかり

普段、外出する際はコンタクトレンズを付けているのだが、家の中で終日過ごす場合はコンタクトではなく眼鏡にしている。在宅勤務の日もしかりだ。

週4ほどの頻度で在宅勤務をしているのだが、在宅勤務の日はどうも肩が凝るし疲れも溜まりやすい。姿勢が悪くなっているのだろう。

そこで、IoTメガネ、JINS MEME(ミーム)を買って自分の姿勢や集中力を計測し、改善したく、JINSに行ってきた。


店舗では、まず、受付カウンターで受付けを済ませなければならなかった。

受付には係の人が立っているのだが、その横にタブレットが用意されていて、名前や電話番号や生年月日などを自分でタブレット上で入力、最後に印刷されて出てきた伝票をその係の人に渡す、という流れだった。

これは不思議な流れだ。

タブレットでデータ入力してるのに、最終的に紙で店員とやり取りしないといけないだなんて、なんて非合理的なんだ。


そしてタブレットが微妙に入力しづらかったのもイケてなかった。

iPadだったのだが、表面にシールが貼ってあったのかタッチの反応がスムーズでなかったし、名前を入力する際に出てくるキーボードがフローティングになっていて打ちづらかったし、OSが最新でないのか、生年月日を入力する際のドラムロールのUIが見慣れないものだった。


やや苦労して入力し終え、紙を係に渡すと、「お客様、ただいま混み合ってまして、ご案内できるのが1時間後となります」と言われた。

受付する人が一番知りたい情報が、受付後に初めて(係の人から)通知されるのはUXとしてダメダメだ。僕が受付時に知りたいのは前に何人先約がいて、僕がメガネを作り始められる目安の時間はいつか、だ。名前や生年月日や電話番号なんて、JINS側が知りたいだけの情報なんだから、待ちの時間にでもゆっくり入力させてくれれば良いじゃないか。

しかも来店予約はできないという。


なんだかとっても中途半端なデジタル体験だった。

MEMEも期待できないかもしれない。買ってしまって大丈夫だろうか。

ダメだったらすぐさま返品したいと思う。


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