今日も深酒

妻と娘がいないうちにと、飲み会の予定をバンバン入れている。

今日は会社の同じチームの人たちと、僕が学生時代アルバイトをしていたお店へ。

ついつい楽しさのあまり、または悲痛な出来事を知った後だったので、だいぶ酔っ払ってしまった。


悲痛な出来事というのは、職場のとある先輩のことだ。

御年40の先輩が昨年結婚され、大変おめでたいことに先週の金曜日にお子様がお生まれになったという。

少し前から「もうすぐ子供が生まれるんだ〜」と、とても嬉しそうに語られていたのが印象的だった。

ところが、という接続詞は全く適切でないのだけれど、産後にお子様が染色体異常のダウン症であることが発覚したという。

本当にありがたいことに、今日のグループミーティングで、「子供が産まれました、皆さん祝福してください、ただダウン症ということで、突発的にお休みをもらったり等、しばらくご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします」とお伝えいただいたのだ。


先週の金曜日からそう日は経っていない中、状況を受け止められ、職場にも公開いただいて、色々とご覚悟を決められている感じが伝わってきて、大変胸が苦しいグループミーティングであった。

ご本人も感情の高ぶりでつっかえつっかえの中語られていて、僕も思わず自席から立ち上がって俯いてしまうほどの衝撃だったし、5人くらい集まっているファシリテーターのいる部屋では、その方の心労をお察しし、皆んな泣いてしまっていたという。


一昨日にその先輩の直属の後輩と飲んだときには、「〇〇さん、子供が産まれて相当嬉しいのか、今度会った時には精一杯祝福してくださいね〜、なんて言ってくるんだよ」などという話で盛り上がっていたのだった。

ただそのことを同じチームメンバーに伝えている段階では、その方も感情の揺れ動きを必死に堪え、「ちょっと重い話をしてしまうかもしれないけれど、気にせず祝福してくださいね」という意味を込めていたのだろう。


改めて、我が子が少なくともこれまで何にも怪我も病気もなくスクスク育っているのは奇跡だと感じた。


そして妻と若いうちに結婚できて子供を授かることができたことに、感謝でいっぱいだ。

どうしても年齢とともに出産に伴う様々なリスクは上がっていってしまうからだ。


しばらくはバタバタしてしまうことだろうが、次にその方と直接お会いできるときには、混じりっ気のない「おめでとうございます!」を言えるようにしておこう。


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