ストレングス・ファインダーを受けた

Gallupのストレングス・ファインダーを受けた。今年度新しく僕のグループのマネージャーになられた方の方針で、グループ員全員受けることになった。

科学的な論拠に基づいて自分の“強み”がわかるという触れ込みで、意識高い系の中では結構有名なやつだ。自分の強みを適切に認識することで、例えば「僕はこれが得意なんだ。だから自分の得意な素質を活かせそうなこの仕事には全力で取り組んで成果をあげよう」とかって考えて仕事への取り組み方を変えることもできるし、あるいは上司の立場であれば「彼の強みはこれだ。彼の強みを活かせるような業務の割り振りとしよう」などと考えることもできるだろう。


就活のときからこういったパーソナリティ診断みたいなのはたくさん受けてきたし、受けさせられてきた。が、そういう類の診断は大嫌いだった。「あなたは真面目なタイプですか?」とか「締め切りはきちんと守るタイプですか?」とかたくさん聞かれ、最終的に「あなたは真面目なタイプです。締め切りもきちんと守るでしょう」みたいなことを伝えられるのだ。完全に時間の無駄ではないか。

ストレングス・ファインダーはもう少し工夫されていてもっと堅苦しい感じではあるが、基本的にはそれらとそう変わるものではなかったように感じた。


自分の資質トップ5は次のとおりだった。

  • 着想
  • 未来志向
  • 個別化
  • 責任感
  • 親密性

なんか全く意外ではない結果だし、どんな人が受けてもだいたいこんな結果が得られるんじゃないか、という面白みのない結果が得られたように思う。

今度グループで、お互いの強みの発表会と、強みを活かし合うためのディスカッションの会が開かれると言っていた。みんなどんな違った資質を持っているのだろうか。ちゃんと違った資質になっているんだろうか。楽しみだ。

せっかくなので、それぞれ5つの強みの特徴をここにまとめておく。


着想

日常的な問題に対して新しい見方で、あるいは別の角度から、眺めることができること。コネクティング・ドット的なことかもしれない。


未来志向

未来のビジョンをより細かく描くことができること。妄想力のようなことか。新規事業立案において、あるいは組織のリーダーにおいては必ず必要なスキルだ。


個別化

ひとりひとりの特徴や個性に魅力を感じること。デザインシンキングの基本はチームメンバーのバラエティ豊かな専門性だ。適切なファシリテーション、また適切なチームビルディングができるということなのだろう。


責任感

自分がやると言ったことはなんでもやり遂げようとすること。自然とその責任感は人から認められる者になるらしい。あいつに任せておけば大丈夫だ、困ったらあいつに任せよう、的なことなのだろう。ただし、できる範囲以上の仕事を引き受けないように。


親密性

親しい友人との関係性をより深めようとする姿勢。築き上げた関係性をもとに大きな喜びと力を得ることができる、らしい。なんかこれはただ僕に友達が少なくて、必然的に少数の友達と仲良くしないといけなかった、ということなんじゃないか、とも思う。


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