多値分類

今日は出社して、入社志望(?)の学生と面談。面談はこれで3度目になるが、今回が3度目にして最も盛り上がらなかった会となってしまった。

若手社員3人で出迎えてオフィスツアーであったりだとか懇談だとかをしたのだが、どれにしたってノープランで、少しふわふわした感じとなってしまった。学生もなんだこれ何したら良いんだ、って思ってたと思う。せめて、面談を企画した人事部の方に懇談の流れを固めてもらいたかった。

若手社員3人のうち、一番最初にぐいぐい歩み始めたのがT君だったのだが、彼がノープランで動いてしまっただけに、そのままその無計画さを引き継ぐことになってしまったのだろう。


今日の学生は、データアナリストコース志望ではあるが、Python等のプログラミングをやったこともなければ機械学習に明るいわけでもないという。ただ折角会社に興味を持ってくれたのだから精一杯魅力を伝える努力をするべきだし、「Pythonなんて知らなくても大丈夫ですよ。入社してから学ぶ機会はたくさんあるし、AIツールも揃ってるのでノーコードでデータ分析できますよ」と伝えるべきだ。

ただそのT君が、初めに自己紹介がてら業務紹介をするというときに「Pythonで多値分類をやってます」みたいなことを言ってしまったのだった。

日本語で“たちぶんるい”と聞いて「多値分類」と理解できる人はそう多くないだろう。

そういうときは普通に具体例を示せば良いのに、と思った。


僕もだいぶ天邪鬼なので、T君が先陣切り出したころからもう僕自身の乗り気は失せてしまっていた。それで結果盛り上がらなかったんだとすると、やはり僕が頑張らなかったせいだろう。

学生さんには大変申し訳ないことをしたなあと思ってます。




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