プレゼント選びに悩む

上司向けの出産祝いを探している。これがどっこい難しい。なんたって第4子のご出産なのだ。ベビー向けのものは大抵揃っちゃってるだろう。それにコロナ禍で現物を直接手渡しするのも気が引ける。上司が出勤している日を狙って自分もわざわざ出勤しないといけないなんてことは避けたいし、上司としてもそんなことしてほしくないだろう。また家に届けてあげようにも住所を尋ねておかないといけないし、そうするとサプライズ感も無くなってしまう。

同僚と相談した結果、ご自身で選んでもらえるカタログギフトを贈っておくのが良かろう、ということになった。少し安直すぎる気もするし、プレゼント探すの面倒だったんだなとか思われてしまうのは嫌だ。ただ、カタログギフトにしておくと、必要なものを選んでもらえる(商品券と交換することもできるらしい)し、eギフトがあるので住所が分からなくても、あるいは出社しなくてもメールで、プレゼントをお渡しすることができる。

他に何か良いものはないかしらと調べているとき、「出産祝いにもらって嬉しかったものランキング」みたいな記事を見つけた。1位は現金だった。そりゃそうだよね、、、

僕が将来部下を持つようになり、部下に結婚祝い・出産祝い等を贈る機会があれば、お祝儀袋に現金を入れて渡してあげることにしよう。それが間違いなく相手に喜ばれるし、確かにプレゼントなんかを渡すより大人で粋な感じがある。何か物を渡すとなると「これ貰って嬉しいかな」とか「ダサいと思われないかな」とかいろいろ考えてしまう。プレゼント選びは色々気を揉むし気を遣って気疲れするのだ。

その点現金だとどうだろう。まずお祝いの気持ちをハッキリと伝えることができる。「お祝いしてあげたい」という気持ちがこれ以上ストレートに伝わる物は、この現代社会において他にないだろう。そして渡したいときにサッと渡せる。「いや実は結婚したんです」みたいな、飲み会で急に言われたとしても対応可能だ。ちょっとトイレ行ってくるねと言って店を抜け出し、コンビニでお祝儀袋を買えば良い。ピン札があればなお良い。

自分の結婚祝いの時を思い返してみると、色々な人から色々な物をいただきとても嬉しかったのだが、自分と同じくらいの年代の人からは箸とかグラスとか、貰ってもそう嬉しくないものを貰ったのに対し、ある年代より上の人達になると皆現金だった。ありがたい先輩方に囲まれたものだ。僕もそうした先輩方を見習って、今後は現金をお渡ししていけるようになりたい。


コメントを投稿

0 コメント